夫も無期限の夏休みに突入したため、お暇をいただいて行きたいところに行くことにしました。岡本太郎記念館に行くのは多分7年ぶりくらいかな?表参道にある、岡本太郎が長年過ごしたアトリエ。
館内の岡本太郎の様々な時代の本人写真のパネルを見て、何歳になっても美しいなあと感動しました。そして美術館や記念館の醍醐味は、数多ある著作をミュージアムショップで色々見られるところ。今回は「自分の中に孤独を抱け」「日本再発見 芸術風土記」を購入。
岡本太郎は、ソルボンヌ大学で民俗学も修めており造詣も深いけれども、各地の風習を実際に体験してまとめた風土記がとても面白かった!自分の生の感受性で物事を見ることができ、ストレートに感じて鋭く洞察できるのは、本人が純粋に生きているからだろうと思う。秋田のなまはげ、京都の茶席、大阪商人、阿波踊りなど、各地の風習に対峙して感じた意義や、現代に受け継がれる過程での矛盾などについてつらつらと綴られている。普通に感じることができていれば、当然感じる疑問や違和感。真に美しいものを理解できる感覚。
自分は与えられた見方に知らず知らず染まっている部分もあるし、思考と理解が限定されていると感じた。
だからどうしたい、というよりも、とことん闘って純粋に生きていたら、不潔なものや違和感はすぐにわかるし、賢くならざるを得ないんだろうとおもった。自分の中に孤独を抱け、も大変面白く、すぐ読み返したい。
午後の日
向ケ丘遊園の美術館にもまた行きたくなりました。
◎茶茶の間
せっかくなので表参道でお茶。お茶ソムリエが入れてくれるお店でした、煎茶(静岡)をオーダーしたのに玉露並みに甘くてびっくり、お会計時に聞いたら倍量の茶葉を氷(低温)でじっくり抽出するとまったり甘くなるらしい。
明治神宮や東京ジャーミィによって帰途。東京タワーにも行っておきたいなあ。
TEA WORLD
0コメント